<ナビスコ杯:浦和2-2広島>◇準々決勝◇7日◇埼玉

 広島が、準優勝した10年以来4大会ぶりの準決勝進出を決めた。

 先制を許したが、前半39分、持ち前のパスワークからMF野津田岳人(20)が豪快なミドルシュートを決めて同点とした。後半3分、MF山岸智(31)のシュートを浦和GKがはじき、こぼれ球をFW佐藤寿人(32)が押し込んで勝ち越した。

 2戦合計2-2だがアウェーゴールの差で上回り、4強入りを決めた。

 同点弾を決めた野津田は「狙っていた。上にふかさないように意識していた。引き分けだけど、浦和を倒せたことはよかった」と話した。