<天皇杯:名古屋1-0群馬>◇4回戦◇10日◇瑞穂陸

 名古屋は前半5分、MFダニルソン(28)の単発でのミドルシュートはGKに阻まれる。ゴール前を5バックで固めるJ2群馬の堅守に決定機は作れず無得点。群馬も数本のシュートしか放てず小康状態が続く中、前半を折り返した。

 後半6分、名古屋MF田口泰士(23)のクロスにDF田中マルクス闘莉王(33)がヘディングシュートを放つもポストの上。立て続けに攻撃を繰り返す中、後半29分、ゴール前に攻める闘莉王から流れた球をMFレアンドロ・ドミンゲス(31)がゴールを決め先制した。この貴重な先制点を守りきり勝利。2年ぶりのベスト8進出を決めた。