こわもてで知られるC大阪の大熊裕司監督(45)が14日、自虐ネタで笑いを誘った。

 8日にペッツァイオリ監督(45)が解任され、C大阪ユース(U-18)から昇格した同監督は、10日の天皇杯磐田戦(2○0)で初陣星を挙げると、前日13日の柏戦(2○0)でもチームにリーグ12戦ぶり勝利をもたらした。

 まだリーグ戦はJ2降格圏の16位に沈むものの、低迷していたチームには復調気配が漂いつつある。それにもかかわらず、祝福の連絡はあまりないそうで、大熊監督は「僕は友達があまりいないですから…」と苦笑い。

 次節はいきなり、20日に宿敵G大阪との大阪ダービー。リーグ2連勝なら降格圏脱出の可能性もあり、同監督は「目標は残留。それほど余裕もありませんし、普段通り。目の前のゲームで、しっかり勝ち点を積み重ねていくだけです」と自分に言い聞かせた。