名古屋は26日、豊田市内のグラウンドで練習し、新潟戦(27日、瑞穂陸)に向けて汗を流した。

 主将のDF田中マルクス闘莉王(33)も積極的に声を出し、ピッチを盛り上げた。連携のシュート練習では、FWレアンドロ・ドミンゲス(31)と笑顔を交わすなど、連勝中のチームらしく、明るい雰囲気の中で調整。西野朗監督(59)は新潟を「J1の中でも全員でハードワークする。戦術的な強さを共有しているチーム」と分析。「結果が出ているという中で(チームに)勢いがある」と少し自信ものぞかせた。チームは3連勝中と、降格の危機は遠ざかりつつある。しかし「油断が無いような戦いをしたい」と口もとを引き締め、西野監督はグラウンドを引き揚げた。