23日のJ2讃岐-千葉戦で負傷し、試合中に救急車で香川市内の病院に搬送された千葉のFWの森本貴幸(26)が24日、12月7日のJ1昇格プレーオフ決勝(味スタ)の出場に意欲を示した。

 クラブを通じて「救急車で運ばれることは想定もしていなかったことなので、自分でも驚いていますが、相手選手も悪気はなくお互いが一生懸命になっていた証拠で、サッカーではよくあることなので仕方ないです。自分がピッチに倒れているときに、ジェフサポーターやカマターレサポーターが僕のコールをずっとし続けてくれていたので、うれしかったし本当に感謝しています。自分自身、異常はないし元気です。プレーオフに向けてしっかり準備していきたいので、最後までよろしくお願いします」とコメントを発表した。

 森本は讃岐戦の前半28分、味方のゴールキックを讃岐DF藤井航と競り合った際、後頭部を打って顔面からピッチにたたきつけられ、一時、意識を失った。香川市内の病院で検査を行い、異常がないことが確認されたという。