名古屋は5日、愛知県・豊田市内のグラウンドで最終節浦和戦へ向けて調整した。

 主将のDF田中マルクス闘莉王(33)も気温10度を下回るピッチで、シュート練習などで今季最後となる全体練習で汗を流した。

 闘莉王は「(古巣の)浦和戦は何かがあるね。(私の)誕生日だったり、優勝争いだったり」。2011年に浦和と戦った4月24日は30歳の誕生日。そして今季は最終節まで優勝争いをする浦和。「優勝争いをしたいのは俺らなのに」と、少し寂しげな表情を見せたが、「大ブーイングを力にして頑張ります」と、5万人以上詰めかけることが予想される埼玉スタジアムの“声援”を糧に全力で戦うことを誓った。