<J2:広島4-1C大阪>◇第7節◇13日◇広島ビ

 C大阪がアウェー広島戦で1-4と惨敗した。A代表にリストアップされているU-23(23歳以下)日本代表のMF香川真司(19)が前半39分にオウンゴールを誘ったが、守備が崩壊し8位に後退。

 勝てば首位浮上のチャンスもあったC大阪に、最悪の内容と結果が待っていた。A代表の大木、大熊コーチ、U-23日本代表の反町監督が視察した「御前試合」で、広島に次々とゴールを決められた。A代表にリストアップされている19歳の司令塔・香川も「サポーターに謝りたい」とうなだれた。

 エース古橋が負傷離脱し、18歳のFW柿谷を今季初先発させた。藤田社長は「若手が台頭するチャンス」と期待したが、現実は甘くなかった。反町監督も「(広島の)柏木はよかった」と話す一方、C大阪に関しては「特に感想はございません」と厳しかった。今季2度目の連敗で首位との勝ち点差は5に開いた。