ピクシー名古屋公式戦6連勝/ナビスコ杯
<ナビスコ杯:名古屋2-0神戸>◇予選リーグA組◇16日◇瑞穂陸
ピクシー名古屋がホーム瑞穂陸でナビスコ杯神戸戦に臨み2-0で勝った。リーグとは大きくメンバーを入れ替えて臨み前半は低調な内容だったが、後半23分にFW杉本恵太(25)が左足で先制ゴール。同31分にMF藤田俊哉(36)が今季初ゴールで続き、ホームでしっかり勝ち点3をつかんだ。これでナビスコ杯予選リーグA組での戦績は2勝1敗で勝ち点6。A組の首位に浮上した。
そこまで見せ場のほとんどなかった退屈なゲームをFW杉本が価値あるものに変えた。
後半23分。MFマギヌンのスルーパスに反応。快足を飛ばしゴールに迫ると、相手のタックルを軽やかなジャンプでかわし、角度のない位置から利き足とは逆の左足で相手GKのまたを抜いてネットを揺らした。
圧倒的なスピードと見事な個人技による一発はリーグ横浜戦(豊田ス)、同清水戦(日本平)に続く、公式戦3試合連続ゴール。リーグでは途中出場が続き終了間際の連続得点で「89分の男」を襲名した勝負強さを、先発でも発揮した。
「サポーターの皆さんに長い時間自分のプレーを見てほしい」という意気込み通りの仕事をみせ、ゴール裏を沸かせた。
杉本の一発にMF藤田が続く。同31分。MF小川のヘディングシュートがバーを弾いたところに詰め、右足で今季初得点。ベテランが先発起用にゴールで答えを出した。
ストイコビッチ監督は主力の疲労を考慮するとともに「選手全員をリスペクトしている」と信頼を口にし、メンバーを大きく変更。
5連勝で首位に立つリーグの先発11人からGK楢崎ら7人の主力が欠場し、そろってスタンド観戦。Jリーグ規約第42条の「その時点における最強のチーム(ベストメンバー)をもって試合に臨まなければならない」という条件をギリギリで満たす、思い切った布陣だった。
後半途中から出場したDF米山、MF深井もアピール。前半、眠ったように静かだったチームに活力をもたらした。これでナビスコ杯2試合も含め公式戦6連勝。メンバーを大きく変えてつかんだ勝ち点3で、ナビスコ杯A組でも首位に浮上した。ストイコビッチ監督は「我々にとって重要なのは、勝ち続けることができたということだ」と話した。
[2008年4月17日11時25分 紙面から]
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