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神戸FW大久保、謎のハリ師で痛み消えた

新設された必勝祈願神社の前でポーズをとる大久保(撮影・益子浩一)
新設された必勝祈願神社の前でポーズをとる大久保(撮影・益子浩一)

 右ひざ痛を抱える日本代表の神戸FW大久保嘉人(25)が「ハリ治療」で6月のW杯アジア3次予選4連戦を乗り切る。神戸市内で調整した8日、三木谷浩史会長から紹介されたハリ師の施術で、2月に手術した右ひざの痛みが消えたことを明かした。過去にはペレ、リネカーら名選手も治療したといい、6月のW杯予選など首都圏で開催される試合で右ひざ痛が再発しても、いつでも治療を受けられる。日本のエース候補に、強力なバックアップ態勢が整った。

 一番驚いたのは大久保本人だった。最近は右ひざの痛みが再発したためか笑顔を見せることがなかったが、この日の練習後に晴れ晴れとした様子で話し始めた。

 「ひざが痛かったのが、なくなってきた。ハリを打ってもらったんやけどね。不思議やな。昔にペレとか、リネカーもやってもらったことがあるみたい」。

 6日のアウエー柏戦後、三木谷会長の紹介で首都圏にあるハリ師の元を訪れた。患部に打つのかと思いきや、首や背中にハリを打たれた。首の周辺の状態が悪いため、自然とひざに負担がかかっていたという。「そんなとこに打ったことないし、ビックリした。でも、効くんやね」。ひざに水と血がたまり、4月27日G大阪戦からテーピングでグルグル巻きにして試合に臨んでいた。しかしこの日の練習では久しぶりに右ひざにテーピングはなし。“謎のハリ師”の効果は抜群だった。

 バックアップ態勢も整った。27日のキリン杯パラグアイ戦、6月2日のW杯予選オマーン戦、同22日の同バーレーン戦は首都圏での開催。痛みが再発すれば、いつでも治療できる。これまでは「思い切りシュートを打つと怖い」と漏らしていたが、W杯予選のヤマ場を前に不安がなくなりつつあるのは大きな収穫だ。

 「絶対に治らんやろと思っていたけど、そうじゃないんやね。(ハリ師は)ひざは全く触ってないのになあ…」。今でも半信半疑だが、確かな効果はある。W杯予選突破の秘密兵器として、大久保に強力な援軍がついた。【益子浩一】

 [2008年5月9日11時3分 紙面から]


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