新生千葉が、今後プレミア流練習方式を取り入れる。リバプールで8年間在籍していたミラー新監督(58)が12日、取材規制およびかん口令を敷いた。1週間に1度の限られた時間だけ練習をオープンするプレミアのように、この日の戦術練習ではカメラマンをシャットアウトした。選手にも「戦術の細かい部分はしゃべるな」と指示。チーム練習に100%の力を引き出すために、居残り練習は15分限定にした。

 この日は午前、午後と2部練習でミニゲーム、紅白戦、守備の確認など、約3時間みっちり汗を流した。MF下村主将は「主に守備の構築です。うちがブロックをつくって危ないエリアを消すというところですかね。それ以上は言えません」と、笑顔でごまかした。利渉広報課長は「非公開で練習ができる場所の確保なども検討しないと」と対応に追われていた。