28日のJリーグ柏戦で左太もも周辺を痛めた浦和MF三都主の長期離脱が必至な状況になった。クラブ主治医不在のため、30日以降に精密検査を延期した三都主は29日、さいたま市内で治療に専念した。約4カ月間の長期離脱を余儀なくされた左足付け根の腱(けん)断裂を再発している疑いが濃く「状態は良くない。検査次第ですけど、僕の考えだけど早くは治らないと思っている」と長期離脱を覚悟した。

 再び腱断裂ならば手術も避けられない。今季中の復帰も難しくなるだけに「手術を受けるかどうかも検査結果次第」と表情を曇らせた。エンゲルス監督は「同じ個所だと困る。心配している」と苦悩の表情を浮かべていた。