ウイルス感染症で入院中のG大阪MF遠藤保仁(28)は、7日も病状に大きな進展はなかった。関係者によると、体に回復の兆しを示す発疹(ほっしん)が出始めているが、依然として微熱があり、退院のメドは立っていない。五輪出場は絶望的となっており、まず日常生活に戻れるようになることが先決。OAで選出されながら候補合宿に参加できなかったことで、G大阪の西野監督も「チームの融合という面ではね…。合宿や親善試合なしで、本戦だけというのはいい状態じゃないからね」と不運を嘆いた。