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山形広瀬、4年後ロンドン五輪へ刺激

山形MF広瀬(右)はミニゲームでFWリチェーリとボールを争う
山形MF広瀬(右)はミニゲームでFWリチェーリとボールを争う

 U-19(19歳以下)日本代表候補のJ2山形MF広瀬智靖(18)が、4年後のロンドン五輪に向けて刺激を受けた。前日10日の北京五輪ナイジェリア戦で、同僚のFW豊田陽平(23)が1得点。広瀬はこの試合をテレビ観戦し、先輩の活躍に興奮した。来年のU-20世界選手権(エジプト)、さらに12年ロンドン五輪での正代表入りを目指し、豊田と一緒に世界レベルの技を磨く。

 4年後の夢舞台が現実味を帯びてきた。広瀬は11日、豊田が反町ジャパンとしての初得点を決めたシーンを笑顔で振り返った。「豊田さんが活躍してくれた。自分にも励みになりました。頑張りたいです」。豊田は13日のオランダ戦終了後、山形に戻ってくる。今季中には、リーグ戦でともにプレーする機会もありそうだ。「豊田さんにパスを出したい。いい動きをしてくれますから」。世代別代表間のホットラインをイメージしていた。

 豊田の得点を喜びながらも、先輩たちが1次リーグで敗退した現実も直視していた。「あのチームで通用しなかった。ショックです。身体能力だけじゃなくて、技術も足りなかったと思う」。1次リーグ2試合で1得点だけ。ドリブル突破が持ち味の攻撃的MFは、得点力アップの必要性を痛感していた。

 しかし新人の広瀬が今、取り組んでいるのは、守備力の向上だ。この日のミニゲームでも、ボールを失うシーンが目立ち、小林監督の指導を受けた。「代表に定着するには、守備もできて、攻撃力もアピールしなくちゃいけない」。4年後のロンドン五輪までには、まだ時間がある。攻守両面で海外選手をねじ伏せるために、山形で練習を重ねる。【柴田寛人】

 [2008年8月12日12時11分 紙面から]


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