元浦和FWエメルソンも、来季から適用されるアジア枠でJリーグでのプレーが可能になる。Jリーグは16日、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国選手の選手登録枠(アジア枠)を来季から創設することを正式に発表した。

 現行の外国籍選手在籍、出場3人枠に加え新たに各チーム1枠アジア枠が設けられるもので、ウルグアイ人からカタール国籍を取得した同代表FWセバスティアン、ブラジル人からカタール国籍を取得したエメルソンらもこの対象となる。中東では代表強化のため、ブラジルをはじめとする南米、アフリカ出身の選手に国籍を取得させ、代表入りさせるケースも少なくない。鬼武チェアマンは「中東で国籍を取得した人も(国籍を)変えたら変えたで駄目とは言えない。エメルソン?

 認めざるを得ない。1つ1つのケースごとに討議はしていきたい」と話した。