浦和DF闘莉王(27)の右ひざ打撲が深刻な状況に陥った。25日に続き、26日も主力組の練習には合流せずに別メニュー調整でピッチを軽くランニング。強打した24日のアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦となるアルカディシア戦から2日経過しても、痛みは予想以上だった。古傷の右太もも裏痛に続く故障となり「太ももよりもひざの方が痛い。(試合出場は)明日にならないと分からない」と表情を曇らせた。

 28日には2位名古屋との大一番を控える。エンゲルス監督は「(名古屋)遠征には連れていくつもりだけど、ギリギリまで見る感じ。まだ分からない」と最終判断を遅らせて回復を待つ姿勢だった。