前節G大阪戦で左足甲を痛めて20日にMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受けた磐田GK川口能活(33)が、22日から復帰することになった。21日、室内で動いた後にピッチを歩き、感触を確かめた。「検査の結果、出血していなかった。今日も痛みはない。明日やって痛みがなければ、試合(25日の名古屋戦)に合わせて準備したい」と、軽傷にホッとした様子だった。

 古傷の右ひざ半月板に違和感を覚えて同じくMRI検査を受けたFW前田遼一(27)は、都内にいる担当医の診断を仰ぐため、結論は22日に持ち越しとなった。ただ「結果は分からないけど、自分としてはそんなに悪い感じではない」と重傷でないことを強調。守護神とエースが軽傷で済みそうなことに、オフト監督も「いい方向に向かっている。前田は明日OKが来たら、あさってから合流する。ハッピーです」と安堵(あんど)していた。【今村健人】