コンサドーレ札幌に「期間限定コーチ」を招聘(しょうへい)するプランが18日、持ち上がった。矢萩竹美社長(58)が「キャンプを中心にとか、いろいろなところで外の力を借りることはある」と構想を明かした。来季コーチ陣の人数は今季と同じ4人の方向だが、キャンプ中など一定の期間を決め、フィジカル強化のためのスペシャリストを迎え入れる。

 昨季から予算状況などもあり、フィジカルコーチ不在でシーズンを戦っている。今季は松井コーチが兼任したが、シーズン前にDF陣の全選手が離脱するなどケガ人が相次ぎ、出遅れた経緯がある。短期間とはいえ専門家の指導を受けることで弱点を改善し、チームの再生を図る。