J1初挑戦となる山形は情報収集に力を注ぎ3月7日の開幕戦を待つ。
J1ルーキー山形は、キャンプ中の敵情視察で、相手を丸裸にしてリーグ開幕に備える。6日、リーグ日程が発表されると小林伸二監督(48)は「J2と違って、どのカードも計算できない」と表面上は弱音を吐いた。専門誌などの下馬評が軒なみ低い。だが小林監督は「相手は『山形だ』って(勝ち点を)計算してるかも知れないけど、いじめられないように、ぶっとばしてやる」と笑い飛ばす。
苦戦は覚悟の上だ。「1、2回負けて泣いたら(シーズン通して)負け」。結果を次に生かすことの大切さを、選手に説いている。だが、小林監督は「早めに勝てれば、落ち着けると思うんですよ」と本音を口にした。3月7日開幕のアウェーでの磐田戦、同14日ホーム名古屋戦で勝てば、これ以上のスタートはない。そのための策を、2月中旬に始動する。
日本代表MF駒野の合流後の練習試合2戦に、長島ヘッドコーチを送り込む。「強化の人間も一緒に見るかも知れませんが、情報を集めます」と小林監督。J1の雰囲気は分かるが、相手戦力を把握しきっていない。「システムとか最低2試合見ないと分からない。名古屋にもそういう準備をします」。チーム強化とともに、勝ち点3を奪うための「傾向と対策」を練る。【山崎安昭】




