<練習試合:浦和2-0慶大>◇15日◇さいたま市・大原練習場

 浦和MF三都主アレサンドロ(31)が、260日ぶりに実戦復帰した。慶大との練習試合に、後半14分から左MFで出場。まだ本来の動きとは言えなかったが「試合ができたことは自信になる。いきなりやりすぎても良くないし、終わったときに『もっとやりたい』と思えた。前向きな感じでできた」と、顔をほころばせた。

 昨年6月28日のリーグ戦柏戦で左足に大けがを負い、手術。今年1月の始動に合わせてリハビリをしてきたが、両ふくらはぎを痛めるなど、故障に泣いてきた。先月7日の練習試合で実戦復帰予定だったが、午前の練習で右太もも裏を痛め、離脱していた。

 今月9日にようやくチーム練習に合流し、すべてのメニューを問題なくこなしてきており、「実戦ができたということは、公式戦ももう少しでできるということだと思う」と話した。