大分に衝撃が走った。クラブは24日、FW高松大樹(27)が右踵骨(しょうこつ=かかと部分)疲労骨折で全治2カ月、FWウェズレイ(36)が左腓腹筋(ひふくきん)肉離れで全治3週間と発表した。ともに21日の新潟戦(対新潟)で負傷し、この日、大分市内の病院で検査を受けた。2トップが戦線離脱という非常事態だ。

 高松は昨季、両足首故障に悩まされ、プロ入り後初のリーグ戦無得点に終わった。完全復活を期す今季は開幕から3戦連続スタメン出場。得点こそないが、14日京都戦ではアシストをマークしていた。現役最年長外国人ウェズレイも京都戦で、2年連続の開幕2戦連発を決め、今季初勝利をもたらしていた。

 大分によると、ウェズレイは数日間の治療後、プレー可能かどうかを判断するが、高松は数試合の欠場が避けられそうもない。開幕早々の2トップ離脱は、チームに大きな影響を与えることになる。