磐田が柳下正明監督(49)に来季の続投を要請することが25日、決定的になった。25日の名古屋戦で引き分け、J1残留が確定。この日までに続投要請の方針を固めた吉野社長は「まだ監督と来季について話はしていないが、今後(続投の)話を進めたい」と明かし、近日中に会談し続投を要請する見通しだ。

 昨季は入れ替え戦の末に残留し、今季は目標を10位以内として臨んでいた。苦戦しながらも4戦を残して残留を決め、柳下監督は「選手には申し訳ないが、現場のスタッフたちはまずは残留を目標に戦ってきた。決められて正直よかった」と、胸をなで下ろした。すでに、強化部とは来季の選手編成について話を進めており、今後、具体的な動きに入る見込みだ。2年目となる来季は5位以内を目標にさらなる飛躍を目指す。