右肩脱臼で離脱の日本代表の東京DF長友佑都(23)が28日、本格始動した。東京・小平グラウンドで患部の状態を意識しながらランニングを開始。ナビスコ杯決勝への出場を視野に入れ、ピッチ上でのトレーニングに入った。25日清水戦前のウオーミングアップで痛めてから3日しか経過していないが「できるケアは100%取り組んでいきたい。あとは自分の手の使い方とかを意識してやればいい」と強行出場への意欲を示した。

 29日はチーム練習がオフだが、長友は超音波や電気の治療とチューブトレなどで調整を行う予定だ。今月31日まで治療と別メニュー調整を並行して続け、大一番での復帰を目指していく。