3日のナビスコ杯決勝で準優勝に終わった川崎Fの選手が、表彰式で見苦しい態度を取った問題について川崎Fは5日、クラブ内の処分を発表し、DF森勇介(29)の出場停止処分を決めた。

 今回、態度が問題視された選手は数人いたが、処分されたのは森だけだった。森は「今までのことを含め、仕方がないと思う」と“累積”の意味合いを感じていた。清水ジュニアユース時代の95年、高円宮杯全日本ユース準決勝で敗れ3位の表彰を受けた際も、メダルを投げ捨てたことがある。07年3月の横浜FC戦で選手交代に不満を示し、ペットボトルをけ飛ばし2度目の警告で退場。クラブは、警告が多く、反省を促すという理由で、アジア・チャンピオンズリーグのメンバーから外す独自の処分を下した。以前所属した仙台時代にも度重なるラフプレーから戦力外通告を受けたこともあった。