<サッカー・全日本大学選手権:福岡大2-1駒大>◇26日◇準決勝◇平塚競技場◇日刊スポーツ新聞社後援
福岡大が日本代表FW永井謙佑(20)の先制アシストなどで駒大を下し、総理大臣杯との夏冬連覇に王手をかけた。10年1月6日の決勝(国立)では初優勝を狙って、51年ぶりの優勝を目指す明大と対戦する。3年生のエース永井は、同じ1月6日にイエメン戦を控える日本代表に招集されたため、決勝戦は欠場。チームの勝利と、自らの代表ゴールを誓った。
永井が50メートル5秒8のスピードではなく、技術で見せた。前半10分、中盤まで下がってMF末吉とパス交換すると、ゴール前のスペースに入ってきたMF市川にラストパス。流れるようなパス回しで、駒大の守備をこじ開けた。「決勝戦まで行けてよかった」。役目を果たして、ホッとした表情で話した。
日本代表に招集され、一気に注目を集めた。この日も福岡大が攻める駒大ゴール裏にカメラがズラリ。ただ、肝心のプレーはいまひとつだった。相手の徹底したマークでシュートも0本で「何もできませんでした」。それでも相手のマークを引きつけ、味方をフリーにした。「チームのために働いてくれた」と乾監督は目を細めた。
1月6日にイエメン戦を控える日本代表に招集されたため、決勝は欠場。「W杯のメンバーに残る可能性はゼロじゃない。スピードを生かして、ゴールにつなげたい」。優勝は仲間に託し、代表での活躍を誓った。



