純金製品加工の国内最大手「信州ゴールデンキャッスル」(本社・長野県松本市)が製造し、日本代表がW杯優勝チームになったらプレゼントするとされていた「純金ボール」は、日本代表が16強で終わったため、現在は商品の1アイテムとして銀座店で展示されている。テレビや新聞などの取材が殺到したほか、日本敗退後に2件、購入を希望する問い合わせがあった。02年日韓大会では2002万円、06年ドイツ大会は2006万円で販売しているが、今回は金の高騰などもあって3255万円になっている。土屋豊社長(59)は「4年後のブラジル大会でもつくりますよ。今回優勝だったらGK川島にあげたのになぁ」と残念がっていた。