浦和MF阿部勇樹(28)が、22日から特別休養に入ることになった。21日の湘南戦(平塚)で先発したが、左肩の負傷もあって前半45分間のみで交代した。最近は状態不良に苦しんでいたため、この日の試合後にフィンケ監督から数日間、休養するように命じられた。阿部は「体にどこか問題があるわけではない。おそらくメンタル的なものだと思う」と話した。阿部はW杯南アフリカ大会で主力を務め、ベスト16入りに貢献。帰国後も連日、イベントやテレビ出演などの取材をこなし、完全休養日が少なかった。フィンケ監督は「精神的にもリフレッシュできるのでは」と回復を期待した。