山形の全選手30人が17日、天童市・荒谷小を訪問し、全校生徒100人とふれあった。チームは08年から、NDスタでナイトゲームを行う際、午前中の調整に同校の体育館を使用。GK植草裕樹選手会長(28)や副会長のDF石井秀典(25)、同MF太田徹郎(21)が発起人となり、日ごろの感謝を伝えにやってきた。今年、同校で練習をした後の試合は6勝3分け。選手は「不敗神話」を一緒に築いてきた小学生たちと楽しい時間を過ごした。

 10人の生徒に「好きな選手」を尋ねたところ「みんな」と答えたのが4人、「わからない」が2人、FW田代有三(28)が3人、MF宮沢克行(34)が1人という結果に。やはり田代人気は高かった。一方、宮沢は「ボケ」で童心をくすぐった。最後のあいさつではマイクを頭にぶつけるお決まりのパターンで笑いをとった。