横浜FCのFWカズ(三浦知良、43)が、代表待遇問題について現状把握と現場の意見のくみ取りに意欲を見せた。27日に日本サッカー協会側の、W杯南アフリカ大会で勝利給を増額し、予選突破のボーナスも含め最高2200万円を受け取った選手もいるという説明に対し「金額の細かいことは分からないが、1度、今の代表選手たちと話し合いたいね」と口にした。

 22日に開かれた日本プロサッカー選手会(JPFA)主催のシンポジウムでは、自身の経験を伝えたいと自ら出席を志願。多くの選手の意見を聞きたいとも話していた。「携帯もメールもあるし、情報交換はできる」と広く意見を求めていく。この日は成田空港から恒例のグアム自主トレに出発。年内中の出発は珍しいが「家族旅行も兼ねているので」と説明。プロ26年目のシーズンとなる11年は、ピッチ内外でカズが奮闘する。