なでしこは「キング流」で五輪も勝ち取る。日本女子代表の佐々木則夫監督(53)が29日、山形・天童市で講演会を行い、J2横浜FC・FW三浦知良(44)へのあこがれを語った。生まれ故郷への凱旋(がいせん)とあり、約700人が集結。来場者からの質問コーナーでは、「あこがれの選手は誰ですか」と尋ねられ、「キングカズですね」と即答。「人間性も味がある。派手ではあるけどしっかりしているし、プレーヤーとして見ている人にメッセージを送られる存在」と評した。講演の中で「なでしこジャパンを知ってもらい、もっと応援をしてもらえるように」と話した佐々木監督。来年のロンドン五輪はキング人気にあやかり、大声援も力にする。