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 サッカー日本代表の岡田武史前監督(55)が、中国スーパーリーグ杭州緑城との最終交渉のため、6日、成田空港から上海入り。そのまま杭州に直行して、同クラブ幹部と最終的な条件面などの話し合いを行った。岡田氏の監督就任が濃厚な杭州緑城、挑戦する中国スーパーリーグとは…。

 ◆杭州緑城

 98年に地元企業、浙江大、浙江省サッカー協会などを中心に「浙江緑城足球倶楽部」として創設。06年に2部リーグ2位となり、07年からの中国スーパーリーグ昇格を勝ち取った。09年から「杭州緑城足球倶楽部」の名称で活動。10年にリーグ4位で、アジア・チャンピオンズリーグ出場権を初めて得た。ホームは黄龍スポーツセンター(5万1000人収容)。今季チーム得点王はホンジュラス代表MFラミレスで7得点。

 ◆中国スーパーリーグ

 94年に設立されたプロリーグ、中国1部「甲Aリーグ」が04年名称を変更し、スーパーリーグとなった。当初は12クラブで構成されていたが、現在は16クラブに拡張され、下位2クラブが2部に降格する。ホームアンドアウェーの各2試合総当たり制。スーパーリーグとなってからの最多優勝は山東魯能の3回。杭州緑城は10年の4位が最高。