右膝を負傷し、皇后杯決勝を欠場したINAC神戸のなでしこジャパンDF近賀ゆかり(28)が、来季前半戦絶望であることが24日、分かった。近賀は22日の皇后杯準決勝浦和戦で右膝を痛め途中交代。23日に埼玉県内の病院で検査を受け、右膝前十字靱帯(じんたい)損傷、半月板損傷で全治6カ月と診断された。患部の腫れが引き次第、2~4週間後に手術を受ける予定。

 近賀はなでしこジャパンでも、豊富な運動量を生かし、不動の右サイドバック。観戦したなでしこジャパンの佐々木監督も「近賀にとっても代表にとっても良くないことではあるが、来年は大きな大会もないので、しっかり治して次につなげてほしい」と思いやった。