<J2:東京1-1湘南>◇第13節◇22日◇味スタ

 J1からの降格組同士の対戦となった東京-湘南戦はドローに終わった。東京は前半1分、FWロベルトセザー(25)が先制ゴールを決めたが、後半に追いつかれた。

 東京は湘南に引き分け、勝ち点3を逃した。前半1分、FWロベルトセザーが左足で先制。追加点を奪えず、後半33分に追い付かれた。大熊監督は「2、3試合こなすと前線にけが人が出る状況は過去に経験がない。前線を代えると中盤も代えざるを得ない」と、相次ぐ主力の負傷を嘆いた。

 FW平山、MF米本が長期離脱し右ひざ負傷のMFホベルトはブラジルで手術し全治4カ月。14日草津戦ではFW高松が右脛骨(けいこつ)骨折で全治3カ月。この日はMF羽生をFWにコンバートし、MF田辺を今季初起用。ここまで2勝2敗3分けでスタートダッシュには完全に失敗した。1年でJ1復帰の目標がむなしい。故障者連続の前に、打開策を見いだせずにいる。