<J2:札幌2-1水戸>◇第21節◇16日◇札幌厚別

 岡本が決めた!

 札幌は水戸に勝ち、Jリーグ200勝を飾った。1-1の後半35分に途中出場のMF岡本賢明(23)が決勝ゴールを決めた。前節愛媛戦のFW横野に続き、2試合連続で途中出場の選手が決勝点。11年ぶりの札幌厚別3連勝と、勢いに乗ってきた。

 後半35分、内村のパスを受けた岡本は迷わず右足を振り抜いた。ボールは水しぶきを上げながらゴール左に吸い込まれた。「ウッチー(内村)のパスが丁寧だった。1本出て本当うれしい」。強烈な18メートル弾が今季初得点。石崎監督も「よく、あそこから決めた」と喜んだ。

 地道な努力が結実した。昨年10月に、右大腿(だいたい)骨骨挫傷で長期離脱した。今季は膝の負担を減らすため昨年までのベスト体重から2キロ減らし66キロをキープして臨んできた。「パワーは落ちていない。逆にキレが出てきた」と、鋭いシュートにつながった。

 これでホーム3連戦は2勝1分け無敗と理想的な形で乗り切り、6月19日の岐阜戦から6試合負けなし(3勝3分け)。勝ち点を25に伸ばした。次節23日は最高の状態で首位千葉戦を迎える。「10点目もすぐに取れるように」。岡本が得点した試合は9戦負けなしだ。ムードメーカーの2戦連発で、今度は上位食いを狙いにいく。【永野高輔】