神戸の元日本代表FW大久保嘉人(29)を巡り、争奪戦が繰り広げられていることが2日、分かった。

 今季終了後に神戸との契約が満了になるため、J1首位の柏とJ2首位の東京など複数クラブがリストアップ。海外でも今季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)8強入りした韓国のFCソウルに加え、中東や欧州クラブが獲得に乗り出していることが判明した。

 国内では優勝争いをしている柏が、ACL出場権を獲得する可能性が高いため、補強の最上位に挙げている。東京も来季のJ1復帰の目玉として、獲得の打診を済ませた。その他にも今季は下位に低迷した川崎Fや浦和も巻き返しに向け興味を示しており、韓国や欧州クラブも含めれば、水面下で調査を進めているクラブは10クラブを超える。