札幌は27日、広島MF高柳一誠(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。的確なパス、ドリブルを生かしたゲームコントロールに秀でており、クラブは主にボランチとして期待。来季チームの心臓部としての働きが求められている。
意気込みを態度で示した。加入が発表されたこの日、早速札幌入りして宮の沢のクラブハウスを見学。クラブ事務所も訪れ、新加入選手として最初に関係者へのあいさつも済ませた。「寒さは覚悟していたが、それほど気にはならなかった。最初に声をかけてもらったのが札幌。熱意を感じた。しっかり貢献したい」。事務所を出る際はクラブの10年史を持ち帰った。
攻守の切り替え役として期待されている。今季のボランチは主に河合、宮沢の2人が担ったが、来季は宮沢を1列前のトップ下やFWに上げる方針。高柳は得点力不足に悩むチームを、J1モードへ進化させるキーマンとして補強された。
広島育ちで、石崎監督の広島弁にも「前に対戦したときから親近感があった」と笑顔。チームメートになるFW中山には「体のメンテナンスとかたくさん聞きたいことがある」と“入塾”を志願した。今季は左膝の負傷もあって出番がなかったが、既に回復し問題はない。北の大地で復活を目指す。【永野高輔】



