刑事…いや、デカはゴリさんが取り締まるで~。J2山形の「ゴリ」ことDF前田和哉(29)が、明日17日の大分戦で「デカモリシ」ことFW森島康仁(24)を徹底的に抑え込む。

 2人の出会いは06年。C大阪の同僚だった。世代別日本代表として名をはせていた森島は「ピッチでも外でもやんちゃやった」(前田)。先輩に食ってかかることも度々あった。そんな「弟分」のことを「ストライカーはそれぐらいの方がええ」と一目を置いていた。

 08年、出場機会が激減した森島は大分へ移籍。10年、同じ理由で前田も山形(ともに当時J1)へ移った。今回が初対戦。「デカいし、パワーもある。しかもガンガン打ってくる。近すぎず、離れすぎずの距離でマークしたい」とかつての仲間のプレースタイルは把握している。

 秘策もある。時には相手をぶっ飛ばしながら、荒々しくゴールを狙ってくる森島に「先制パンチ」を狙う。「ほかの選手にガチャガチャ(文句を)ゆーてくるんでね。試合前に握手するときにちょっと強めに握ったろかな(笑い)」。アップ時に相手とわずかながら交流できる時間がある。そこで、がっちりとシメるつもりだ。「ホンマに楽しみですよ」。にやりと笑うゴリさんが、ピッチ内外でデカモリシを“拘束”する。【湯浅知彦】