目下3連勝中と勢いに乗るJ2山形奥野僚右監督(43)のトークが止まらない。アウェー岡山戦(25日=カンスタ)へ向けての練習再開日となった22日、囲み会見で“舌好調”ぶりを発揮。チーム状態を聞かれ「(プロ野球のDeNA)中畑監督も言っているけど、常に『絶好調』でありたいですね」。まずはあいさつ代わりのジャブを繰り出した。

 話題は変わり、次節対戦する岡山が守備に人数を割いてくる、という話に及ぶと「どうしよう?

 (報道陣に回答を求めて)強引に?

 サイドから崩す?

 おびき出す?

 あぁ、それじゃあ茶菓子か何か手土産が必要だね(笑い)」と周囲を爆笑させた。かと思えば「寄せては返すさざ波のような攻めもあるね。状況を踏まえて、選手が最良の選択をしてくれれば」と例え話を交える“奥野節”で、4連勝へ向けての策を講じていた。【湯浅知彦】