磐田は2日、4日のナビスコ杯浦和戦に向けて2部練習を行った。午前中は筋トレなどの室内トレーニングを敢行。午後はスタジアムで約2時間調整した。この日は紅白戦は行わず、普段通りのメニューを消化。森下仁志監督(39)は「疲れとかは問題ない。今日も選手は激しいトレーニングをしていた」と充実した表情で話した。

 先月20日のナビスコ杯C大阪戦では直近のリーグ戦からスタメン8人を入れ替えながらも、逆転勝ちを収めて層の厚さを証明した。今週末には仙台との首位攻防戦が控えているため浦和戦もメンバーを大幅に入れ替える可能性はあるが、現段階でのベスト布陣を組む方針は変わらない。森下監督は「今は誰が出ても差がない。いい状態の選手を自信を持って送り出す」。この日は離脱していたDF山本脩と金沢も復帰。チーム内の競争を勝ち抜いた精鋭11人で浦和を迎え撃つ。【神谷亮磨】