磐田FW金園英学(24)が、公式戦初ゴールで完全復活を証明する。チームは30日、1日のオフを挟み練習を再開。前節仙台戦で今季初出場を果たした金園は、28日に行われた名古屋との練習試合で先制点を挙げた。21日のG大阪との練習試合でも1ゴールを決めており、右第5中足骨骨折から復帰して以降は2戦連発中。それでも「公式戦で取らなければいけない。早く結果を残したい」とおごることはない。

 仙台戦では後半28分にDF駒野のクロスに抜けだし、ビッグチャンスを作った。得点できなかったが、森下監督は「何カ月も休んでいたとは思えないほどのプレーだった。やはりゾノ(金園)のところにチャンスはくる」と評価した。順調に調整が進めば、次節アウェー鳥栖戦で先発する可能性も高い。金園は「まずは練習からしっかりやっていきたい」と力を込めた。【神谷亮磨】