磐田は2日、磐田市内で、5日のホームでの仙台戦に向け調整を行った。新加入のDF安田理大(25)は前節C大阪戦はベンチ外も、得意のサイドからのクロス、クロスに飛び込んでのシュートなど攻撃力をアピールした。「(前節は)コンディションをもっとフィットさせろということだったと思う。試合に出られるように頑張るだけ」と次節出場に意欲を見せた。

 7月の仙台との対戦は、リードしながらも試合終了間際に失点しドロー。終盤の勝負を「一番大事なのは気持ち。絶対にやられない、もう1点取りにいく気持ちを前面に出すこと」と考えている。「ここ何シーズンかは(仙台と)いい戦いをしている。自分たちのサッカーをするだけ。前に出てアグレッシブに戦うしかない」。

 この日、復帰したばかりのMF山田大記(24)が左ふくらはぎ痛で再び離脱した。山田とは食事にいくなど親交を深めており「背番号10として、ジュビロのために何かをしたいというものを感じていた。早く復帰してジュビロの力になってくれたらいい。大記の穴をみんなで埋めたらいいと思う」と前を向いた。【岩田千代巳】