横浜の今季の新ユニホームが、発売初日の19日だけで約3000着も売れたことが20日、分かった。そのうち半分の約1500着が、MF中村俊輔(35)がクラブで12年ぶりに背負うことになった背番号10のユニホーム。すでに昨年売り上げた合計1250着を、はるかに上回っている。

 昨年までのレプリカの販売を中止し、素材やデザインが選手と同じオーセンティック型(1万500円~)のみを販売。中村が「マリノスの歴史を受け継いで上位に食い込みたい」と語った栄光の背番号を、ファンも買い求めた形だ。ウェブ受け付けの他に店頭でも売られ、19日に新体制会見で中村の背番号が発表された直後、みなとみらいのグッズショップには長蛇の列ができた。2月22日の富士ゼロックススーパー杯・広島戦(国立)で、スタンドが「10」に染まりそうな勢いだ。