左足首痛で離脱していたJ2札幌FW内村圭宏(29)が、熊本合宿初日の3日、11日ぶりに全体練習に合流した。昨季から痛めていた部位で、沖縄合宿3日目の先月23日に痛みが再発して離脱していた。まだ万全ではなく今日4日からの練習は、戦術練習に部分的に参加しながら、コンディションを上げていく。

 完全復活へ1歩、踏み出した。この日の内村は移動直後とありボール回しなど軽めのメニューだったが、痛めた左足首の感触を確かめながら、約1時間のメニューを消化。「だんだんよくはなっている。出遅れているし日々、確かめながら練習に入っていかないと」と合流初日を振り返った。

 1月25日に沖縄市内の病院で検査を受けたが、痛みがひかず、2日間のオフの間に東京の病院で再検査する案もあった。だが、セウソPTのリハビリ効果もあり、合宿初日の合流が可能となった。「最悪の状態は免れた。開幕日から逆算して仕上げたい」と、3月2日の磐田戦を見据えた。【永野高輔】