<J1:徳島0-1仙台>◇第11節◇3日◇鳴門大塚
仙台FW赤嶺真吾(30)が、駆け引きを制して4試合ぶりの勝利に導いた。前半40分、「徳島のDFはゴール前の人に付いてくる」という分析から、ボールを受けに下がる動きで1度相手から離れる。味方が左へ展開し、マークが目を離したのを確認しながら再びゴール前へ。相手の間でクロスを受けるとワントラップで前を向き、左足を振り抜いた。今季チーム初の流れの中からの得点にも「周りがスペースを作ってくれたおかげ」と謙遜したが、抜群の「動き直し」だった。
監督交代で輝きを取り戻した。11年から2年連続14得点も、3トップの左などを任された昨季は3点止まり。今季はアーノルド前監督が1トップを採用し、出番が激減した。持ち味を生かせず悩んでいた時、渡辺監督から「ゴール前での動きを止めるな」と言われ原点に返った。就任初戦の横浜戦から先発起用され5試合で3発。「どんな得点でも勝てればいい」という謙虚なエースが、低迷する仙台を救う。【鹿野雄太】




