<ナビスコ杯:東京2-3清水>◇1次リーグ◇21日◇味スタ
清水がアウェーで東京を下し、貴重な勝ち点3を積んだ。前半8分、FW大前元紀(24)のスルーパスからFW高木俊幸(22)が先制点を決めると、同点とされた同21分には大前のヘディングで勝ち越しに成功。後半12分にもFWノバコビッチ(35)が決定的な3点目を決め、逃げ切った。これで初戦の仙台戦から3連勝となり、首位に浮上。2年ぶりの決勝トーナメント進出がまた1歩近づいた。
シュート17本でわずか1得点に終わった17日のリーグ神戸戦がウソだったかのように、清水攻撃陣が序盤から飛ばした。前半8分、FW大前のスルーパスにFW高木俊が抜け出しワントラップから右足一閃(いっせん)。相手GKの脇を抜き、ネットを揺らした。
貴重な先制点で勢いは増した。同点とされて迎えた同21分には、ショートCKから上げた高木俊のクロスに大前が反応。体を寄せるDFをものともしない豪快なヘディングで、勝ち越し点をたたき込んだ。
大前と高木俊は、共に4月のリーグ鳥栖戦以来公式戦7戦ぶりのゴールを記録。1日でも早い復調が待たれていた両ストライカーが結果を残すと、チームの勢いはさらに増した。後半12分に高木俊の折り返しに、FWノバコビッチが合わせて決定的な3点目。同23分には、高木俊がポスト直撃のシュートを放つなど東京を圧倒した。
同42分に東京FWエドゥー(32)にこの日2点目を決められたが、最後は守備陣が踏ん張って逃げ切りに成功。選手は試合終了の笛と同時に抱き合い喜んだ。アフシン・ゴトビ監督(50)は前日会見で「普通なら勝ち点12までいけば決勝トーナメント(T)にいけるはず」と、1次リーグ突破のラインを設定した。初戦の仙台戦からこれで3連勝となり、勝ち点は9まで伸びた。2年ぶりの決勝T進出に向けて大きく前進した。【前田和哉】



