スイスの強豪バーゼル移籍が濃厚なC大阪の日本代表FW柿谷曜一朗(24)が、代表と同じ背番号11の提示を受けていることが1日、分かった。関係者によると柿谷に対し、複数年オファーを提示。柿谷が好む背番号8は既にコートジボワール代表MFディエがつけており、クラブとして熱意を示すためにエースナンバーを用意した模様だ。柿谷は来季もC大阪との契約を残すが、移籍金が合意に達すれば、C大阪も移籍を認める方針という。

 W杯から帰国後、2日までオフを与えられている柿谷はこの日、練習に自主的に参加。この日初対面となったペッツァイオリ新監督と約10分間話をする場面もあった。報道陣には無言を貫いたが、既に今夏、海外に移籍する意志を固めており、水面下で進んでいる交渉は現在大詰め。近日中にもバーゼル柿谷が誕生する運びだ。