<J1:仙台3-2清水>◇第20節◇16日◇ユアスタ

 清水はアウェーで仙台に敗れ、今季2度目の連勝にはならなかった。試合終了の笛と同時に選手は、両膝に手をついてうなだれた。

 “押せ押せムード”もあと1歩届かなかった。2点を追う前半ロスタイム。ゴールやや右で獲得したFKをFWノバコビッチ(35)が右足で狙うと、絶妙な柔らかいタッチから放たれたボールに相手GKは1歩も動けず。きれいな放物線を描いて、ネットに刺さった。

 助っ人ストライカーが今季8点目となる起死回生の一撃で勢いに乗ると、後半4分にはDFイ・キジェ(23)のクロスに飛び込み、PKを獲得。FW大前元紀(24)の12試合ぶりゴールとなる同点弾を演出した。

 しかし、終盤に悪夢が待っていた。同32分にFKから痛恨の勝ち越し点を献上。同37分にJ2栃木から復帰したばかりのFW瀬沼優司(23)を投入し、同43分にはGK櫛引政敏(21)がPKを阻止。必死に反撃を狙ったが、最後まで同点ゴールは遠かった。

 2戦ぶりの黒星で順位は13位に後退。同42分に退場したMF高木善朗(21)が次節出場停止と、痛い1敗となった。【前田和哉】