川崎FのFW大久保嘉人(32)が、日本代表入りを狙うFW小林悠(26)の実力に太鼓判を押した。今日28日にアギーレジャパンの初陣メンバー発表を控え「悠はやれるよ。1つ前(1トップ)でも通用すると思う」と、相棒を絶賛した。小林が得意とするのは、裏への抜け出し。何度も繰り返しながら好機をうかがう。本人も「そこで勝負するタイプ」と自覚するが、その実力は日本歴代3位の39得点を挙げているブンデス1部マインツFW岡崎にも劣らないという。

 小林も参考にしており、映像もチェックする。「見てみたいというのはありますね。海外で点も取っているし、僕よりも泥臭い。吸収したい」と言う。2人と同じピッチでプレーした大久保は「動き出しは抜群にいい。(岡崎にも)まったく引けを取らないと思う」と、W杯でも得点した岡崎と比較し、小林の能力の高さを強調していた。