10日の天皇杯4回戦J2磐田戦でプロデビューを飾ったC大阪のMF秋山大地(20)が13日柏戦(ヤンマー)でプロ初先発する可能性が高くなった。11日、チームは大阪市内で練習。MF長谷川が急性虫垂炎で離脱、MFキム・ソンジュンも磐田戦で右足首を負傷した。磐田戦で初陣白星を飾った大熊新監督は、ボランチでMF扇原とコンビを組む候補として「大地も(磐田戦で)頑張ってくれたし、可能性はある」とした。

 C大阪ユースでも3年間、指揮官の指導を受けてきた“大熊チルドレン”の秋山は「プロでリーグ戦に出ることを目標に今までやってきた。出場のチャンスがあれば、教わってきたことを出したい」と誓った。リーグ戦は残り12試合でJ2降格圏の16位。リーグ戦では11戦連続未勝利だ。秋山が約4カ月ぶりの白星を届ける。【福岡吉央】