C大阪の元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(35)が来季も残留することが2日、分かった。契約は今年末までだが、関係者によると、C大阪は半年間の契約延長オファーを出すという。本人も「日本がすごく気に入っているし、できることなら来年もC大阪でプレーしたい」と残留を希望していた。

 フォルランは今年2月、約6億円のJリーグ史上最高年俸選手として来日。C大阪は現在14位と低迷し、J1残留争いを強いられているが、助っ人は今季ここまでリーグ戦24試合に出場し、チーム最多7得点。ACLでは6試合2得点で16強へと導いた。

 今夏バーゼルに移籍した日本代表FW柿谷とともに集客面でも貢献してきた。C大阪の今季ホームゲーム平均入場者数は、リーグ5位だった昨年の1万8819人を上回る同4位の2万2192人。グッズ売り上げや新規スポンサー獲得などピッチ外での貢献度も高く、クラブは2ステージ制となる来季も必要な戦力と判断した。半年間の給料は3億円となる。

 フォルランはC大阪がJ2に降格した場合でも残留することになる。来季J1の場合は、第1ステージでの結果次第でC大阪がさらに延長オファーを出す可能性もありそうだ。(金額は推定)