17位C大阪が今日22日、逆転残留へアウェーで14位仙台と対戦する。21日、大阪市内の練習場で最終調整を行った。この日、サポーターは練習開始の午前10時より2時間ほど前に来て、試合時に使用している「絶対残留」などと書かれた横断幕をグラウンドの周りに掲げた。FW杉本は「(横断幕を見て)J1に残さないといけないとあらためて気持ちが高ぶった」と闘志を燃やした。

 中断期間中は主に切り替えの速さの強化などにこだわった。大熊裕司監督(45)は「よく意識してやってくれた」と納得の表情。後は全てを敵地で出し切るだけだ。FWとして出場予定で、8月30日以来の得点を目指すFW南野は「ゴールにつながる意識を高めたい。自分の良さを出せれば」。仙台に敗れ、13位甲府が引き分け以上、15位清水が勝てばC大阪の今節での降格が決まる。来年もJ1の舞台に立つことを信じて決戦に挑む。【小杉舞】